当店の行事・イベントの一つに、「スポーツツーリング」があります。
この企画は、スーパースポーツバイク＆ネイキットバイク等のお客様の中で、一生懸命バイクに 乗りたい方＆ライディングを上手くなりたい、そして何よりも「バイクはスポーツだ」と思っているライダー達のイベントです。
今回の早朝スポーツツーリングは、ＡＭ６：００に店を出発し、胎内、関川を回り、 村上・高根のワインディングでスポーツするコース設定です。
しかし、「夏」の暑さ（ライダーの体力？）を考慮し、鰈山清水で皆さんと相談してどうするか？幅を持たせた緩い段取りです。
真夏のツーリングは臨機応変じゃないと (*^^)v
当日、天気にも恵まれ、
ＡＭ５：３０頃からメンバーが集まり出し、参加メンバー１１人でミィーティング後
ＡＭ６：０５に店をスタートです。
今回のコース図 (*^^)v 気合十分のメンバーも (*^^)v
長峰広域農道入口 のスタート地点にて
第１ステージの長峰広域農道の羽津を、安全最優先と本日の各自毎の楽しいペースを確認し、６：３０にスタート。この区間は集落もあることから、農村（？）区間はペースを落とし、かつテクニカルな区間は楽しみつつ、最初のレストである胎内平を目指します。
早朝の爽やかな朝日を浴びながら、各自快走で胎内平に６：５０到着 (*^^)v
愛車のスーパースポーツマシンが勢ぞろい。参加頂いたメンバーの笑顔が最高です。
自販機のアイスコーヒーで水分補給しながらの 「早朝は、気持ちイィ〜！！」、「今日の（も）コーナーリングは決まったナ。」、「新発売のニュータイヤの調子はどうだい？」等々・・・・のバイク談義に話題は尽きません。
ＡＭ７：１０、 第２ステージの大石ダム〜関川〜桃川峠〜朝日道の駅に向け出発です。
この区間は、これまで数年間土砂崩れで通行止めだった黒俣〜金俣間が今春から開通し、楽しめるセクションが増えました。ヘアピンからの立ち上がりがやや上りのストレートなため、リッターＳＳでも１０,０００rpmフルパワーの領域が味わえたり、下りではあるものの、タイヤのｅｄｇｅまで使うフルバンクでのコーナーリング等、変化に富んだ走りが楽しめます。
村上瀬波ＩＣからは、高速を使って一気に道の駅あさひへ。栄輪堂からここまで約９０km。
第２レストポイント、いつものディリーコンビニに７：５５着。うるさいほどのセミの声を聞きながら、約３０分の軽い朝食と水分補給をし、いよいよメインステージへと出発です。
なお、休憩ごとに今日の自分のペースを考えながら、メンバー間で前に行ったり下がったりしながら、自分の一番走りやすい場所（ポジション）・気持ちの良い場所で、無理をせずに、かつ一生懸命走るのが、当店のスポーツツーリングです。（←これが大切！！）
青々とした水田・岩船米の稲穂を見ながら関口、大平の集落を抜け、ＡＭ８：３５、最終集落高根の先で、一旦整列です。
この時間になると 真夏の太陽の陽射しが痛く (◎_◎;)
気温も３０℃超の真夏日と・・・
ここで、本日の参加メンバーを後方のポジションから紹介してみます。
写真は⇒
最近メキメキ腕をあげたと言う声が皆から聞こえる、ビールをこよなく愛する 働き者の大森さん。
マシンは漆黒のＣＢ１３００。彼のマシンのピカピカ具合は当店でもダントツで、乗っている時間より磨いている時間の方が長いという声もまた皆から聞かれます（笑）。
何時もひょうひょうと、いろんな質問をして、ライテクに熱心な、ロスマンズのツナギが似合う近藤さん。
ツナギとマシンＣＢＲ６００ＲＲのカラーマッチングがいまひとつなことに本人はあまり気がついていません。
なお、お気に入りのＪＷＳ？のヘルメット はそろそろ交換時期ですよ (◎_◎;)
⇒
今回ツーリングの為に会社に休みを取り、ＢＳのニュータイヤでの参加で気持ち良く走れ、タイヤの違いが解った (*^^)v
Ｒ−１の井上君です。
新車を購入頂いて、５年間で２,７００km走行でした。
これからもっと一緒に楽しみましょう (*^^)v
ご存じＲＥＰＳＯＬ ＣＢＲ１０００ＲＲペドロサ粟井さん。
ねえ〜出走順はこの位置で走るの〜 (≧▽≦)
昨年から乗り始めた、阿部くんの後ろですか〜(爆)
私は理解していますよ
マシンに取り付けているオンボードカメラで、阿部君の走りを撮ってあげる優しさを (*^^)v
ＧＳＸ−Ｒ１０００
ゆとり世代の 阿部君 ⇒
最近は、朝４時集合の早朝練習に会社の人達と走っていると、噂で聞いていましたが、
今回は粟井さんを後ろに従え、また休憩場所では、
「阿部君上手くなったね〜」と粟井さんに言われ、凄く、すご〜く 有頂天になっていましたね (爆)
無理せずに、安全第一のスポーツペースで行きましょう。
最近、自主練の成果が出て、
先頭グループと一緒に走っている
ＣＢＲ１０００ＲＲ 阿部ちゃん。
最近はサスペンションセッティングにも目覚め、プリロード・ダンピング調整やスロットル・クラッチの遊びにもこだわりを持ち、本当に上手くなりました。
ビックリです (*^^)v
私を置いてきぼりにしないで下さい (;’∀’)
いろんな意味で負けず嫌いで、マメで酒とバイクと彼女をこよなく愛し (◎_◎;)
毎回、グルメツーリング企画をして頂いているＣＢＲ１０００ＲＲ 斎藤先生です。
あッ ?? 先生です(笑
ストレートでの圧倒的な速さにちょっと危ないと思う事も有りますが・・・・・
最近、さらに腕に磨きが掛かってきました (*^^)v
スポーツツーリングにハマりまくりで、今回もツーリング参加の為に、日頃の家族サービスに一生懸命な
ＣＢＲ６００ＲＲ 北澤さんです。
今回もＴＯＰグループで快走中、また新な世界に踏み出したみたいですよ (*^^)v
なお、タイヤはＦＲともそろそろ交換時期です。
最新のニュータイヤをぜひご用命下さい。
当店渡辺工場長が丁寧に交換させていただきます。
今年ＳＰＮ第３戦で、ＣＢＲ２５０で
５１″７ のベストラップを出し、何時もキレキレの走りを見せてくれて、皆を楽しませてくれる (笑
レプソルＣＢＲ１０００ＲＲ 鈴木さんです。
皆で彼の、カッコイイライディングフォームの真似をしましょう。
速さまでは真似をしないで下さい。
私が寂しくなります。(爆)
スポーツツーリングの楽しみ方を、
私を含め当店のお客様に教えていただいて、毎回企画して頂いているＳ１０００ＲＲ 三浦さんです。
ありがたい事です。
最近は、愛車の前後にオンボードカメラを搭載して、皆の走りを撮っていただいて、翌週には編集したＤＶＤを持って来て頂いています。
ありがたい事で、
感謝しています。<m(__)m>
皆さんぼけっ〜と 見ていないで、
ちゃんと勉強して下さいネ （笑）
それでは、ここでそのオンボードカメラの映像を見てみましょう。
ＳＯＮＹ Ａｃｔｉｏｎ-Ｃａｍ ＡＳ１００ＶからのＰｈｏｔｏ切り出しのため 画質はこんなもので、
かつ、動画用の画角（１７０度）のためマシンの大きさが小さくしか写っておらずスミマセン。
この日は、あまり細かな撮影の段取りはせずに、とりあえず三浦さんが先頭で出発し、
おって適宜次々に追い越していこうとのことで高根をスタート。
まずは鈴木さんが４つ目のコーナー先で三浦さんをパス。
ターンインから一気に自分のリーンアン
グルに持ち込み、グイグイと旋回してい
きます。アングルは深く、彼のニースライダーはいつもスリップサイン（？）が出ています。進入速度も速く、コーナー区間でのペースは圧倒的ですが、直線では後続車を待ってペースを落としてくれる思いやりのあるやさしいライダーです。
 続いては北沢さんです。
上りのきついワィンディングが続くこの
区間で、ＣＢＲ６００でも他のフルＰｏｗｅｒ
リッターＳＳにけっして遅れを取らない
彼の走りは、正確なコーナーリングライ
ンの読みとトレース能力、Ｅｇのパワー
を最大限に引き出す繊細なスロットル
ワークのたまものでしょう。体軸の落とし込みはナチュラルで、先行の鈴木さんとは異なったフォームです。
続いては斎藤さんが追い越していきます。
豪快な進入と、直線での絶対的な速さが特徴です。荒削りなイメージもありますが、様々な場面でも無難にこなすライディングの適応能力・センスはなかなかのものがあります。スロットルの全開率、区間の最高速度は彼が一番でしょう。
しばらくして阿部さんがパスしていきます。
このところ進境著しい彼ですが、ブレーキングのリリースからマシンをバンキングさせるまでの部分で、まだライディングにはスムーズさが欠けており、今後の課題。
しかしマシン・ライディングに対する研究
心・向上心はビカ１であり、今後の期待が大きいライダーです。
あまり急がず・ムリせずに、他のライダーからの情報も参考にして、テクニックの向上を図っていきましょう。
しばらく待って、第２集団が来ました。
阿部君が先頭、粟井さんと続き、右下の後方画像には私が写っています。
阿部君もこのところしっかり上達しましたが、まだまだ粟井さんにしっかりとあおられています（粟井さんのオンボードカメラでの撮影のためもあるため）。
阿部君も、他のライダーに無理について行ったり、後方を気にしすぎて失敗する事なく、マイペースのスポーツライディングで楽しみましょう。
 しばらくして私も前に出ました。
しばらくは４人でのランデブー走行です。ＭＶアグスタＦ４Ｒの排気音はまさに芸術。
４気筒４マフラー、特に肉厚薄いマフラー管が奏でる高回転域で共鳴する排気音は、まさに管弦楽器のようでもあり、後方の三浦さんにたっぷりと聴かせてあげました（無料で）。（爆）
 天蓋山の銘水、鰈山（かれいざん）清水に全車無事に８：５０到着。栄輪堂から１１２km
当店のスポーツツーリングは、走行後には必ず楽しい笑顔が見られるのが特徴です。
全員が、各自の無理のないペースを守り、無意味なバトル等には決してならないことが、永く・楽しく続いているイベントの要因です。これからも、安全第一でスポーツしましょう。
休憩場所 かれいざん清水にて
湧き出る玉の様な汗を拭きフキ、あっちこっちでここまでのライディングの自慢話や失敗談の暴露大会が始まり、皆で大盛り上がり。 誰かが、「個人情報ダダ漏れだ〜」の声に、又 大笑い。
最高ですね (*^^)v
暑くて参加を悩んでいた彼曰く、「走るとやっぱり楽しいし、休憩場所での盛り上がりも最高に楽しい」とありがたい事で、いつの間にか、いじられ役の彼にも感謝です。<m(__)m>
ロスマンズおやじの近藤さんに、三浦さんが一言、
「それじゃ〜並の素人のカメラアングルじゃないね〜」
と言われ、皆で大笑い (^^♪
ハイ 近藤さんは
いろんな意味でスペシャル人ですよ (笑)
近藤さん こんなショットでしょうか？
ハイ、私は並の素人です <m(__)m>
 ここで皆さんと今後のコースの相談です。ここからさらに北上し、道の駅あつみ・車輪、関川峠まで足を伸ばすと、栄輪堂到着時間がＰＭ２時過ぎとなりそうとの試案に、一同 目が点に・・・。
察した三浦さんがすかさず 「ではこれから下って、国道の北中信号でＵターンして、帰りましょう。」と、一同 笑顔に。 分かりやすい最高のメンバーに 感謝です (*^^)v <m(__)m>
鰈山清水からの５kmは下りの連続。皆で慎重に下り切り、Ｒ７号北中信号でＵターン。
９：１５、本日の最終となる第４ステージのスタートです。
ここでは、出走順に変化を持たせようと、私が先導で２番手に三浦さんを従えてコーナーリング区間に進入です。３番手には粟井さんが続きます。
２番手三浦さんから見た私のライディングです。右下の画像に後方の粟井さんが写っています。 |
ほぼ同時での３番手粟井さんのオンボードカメラ画像です。先頭の私と追走する三浦さんです。 |
北中からの上り区間では、斎藤さんが
本領を発揮、グイグイと追い上げてきました。
画像右下は、華麗なライディングで追い上げてきた北沢さんが写っています。
 粟井さんのオンボード画像です。
前方はＭＶアグスタＦ４Ｒをフルバンクさせ、駆け上がる私のＰｈｏｔｏです。
ＳＰＮでＣＢＲ２５０では体重のハンディのある粟井さんですが、今日のＣＢＲ１０００ＲＲ-REPSOLはフルパワー仕様。ペースを上げても、ぴったりと追走してきます。
２台のランデブー走行はしばらくの間続き、お互いにじっくりと楽しむことができました。
ルンルン！！ (^^♪
たいしたトラブルも無く、予定したワインディングを全員でたっぷりと楽しみ、道の駅あさひに９：５５到着。
ここまで１４７km。
しかし、夏の暑さも予定どおりで、この時点で気温３３℃となり、マシンは絶好調でもベテラン（高齢）ライダーの 多い今回メンバーからはリタイヤしそうとの弱音も・・・。
栄輪堂にはＡＭ１１：１０に全員無事に到着。本日の走行距離は１９０km。楽しい半日ありがとうございました。
また次回、今度は山形県小国方面のコースで段取りをして頂きますので、それまでは皆さん家族サービスよろしくお願いします。
 今回、私が引っ張り出して来た
Ｖアグスタ Ｆ４ Ｒです。
日本車にはない、造形の美しさに惚れて、悩んだ末に手に入れました。
栄輪堂を初めてもうすぐ３０年、
今年、大変な借金をして店を立て替えて、漠然と外車もいじってみたいと思い、それじゃ自分で乗って店で整備をし、当店でお買い上げ頂いたお客様に、完璧なアフターフォローが出来る事を目指し、トラブルがでて欲しいと思っているのですが、私のゆるい走りでは、当分出そうもありませんね (爆)
こんな当店ですが、「夢の実現」を当店でお買い求め頂ければ幸いです。
文才の無いレポートを最後までお読み頂きありがとうございました。 <m(__)m> （完）
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